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自分を大事にする

  • 2024年2月21日
  • 2024年2月23日
  • 考え方
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皆さんは「自分」を持っていますか?

私は自分のことが好きです。

なぜなら、そう努力してきたからです。

つまり、以前は自分のことを嫌っていました。

いつの間にか自分が何もできないクズだと考えており、いつも自分のことを責めていました。

「なぜこんなことも出来ないんだ」「なぜ他の人のようにうまく出来ないんだ」と思い、自分に対して絶望し、諦めていました。

これから書いていくのは、私が自分を取り戻し、自分を好きになっていく過程です。

この記事は今、ご自身を嫌いな方で、かつ「本当は嫌いになんかなりたくない」という方のために書いています。この文章があなたを変えるきっかけになればと思います。

自分を大事にするとは

自分を大事にするとは、「自分に合わせて物事を進めること」です。

自分がやりたいことがあれば、それをできる限り叶えてあげようと動く。

自分が欲しいものがあれば、それを買えるように予算を組み立てる。

だからといって、自分を甘やかすことでは決してない。

自分が苦手だと思うことが自分にとって必要なら、もう少し続ける。

こだわっても仕方のないことであれば、執着を捨てるよう目先を変える努力をする。

つまり、自分を大事にするとは「自分のためになることをすること」です。

自分を大事にする前の自分

以前の私は、自分を大事にせず、他人の言葉を鵜吞みにして生きてきました。

自分が辛い、苦しいと思ってもそれは「甘え」だと考え、本に書いてある通りに生きようとしたり、世の中で正しいとされることを疑いもせず受け入れていました。

しかしそうしていると、自分の中の感情が押し潰されていったのです。

今振り返って思うのは、あまりにも「良い子」でした。

親や先生の言うことが正しく、他の選択肢を見ようともしない子供でした。

子供という表現を使いましたが、これは私が大学院生のころの話です。

厳しい言い方をすれば、世の中を生きることを親の「せい」にしていました。

全てを他人任せにして、楽をすることを考える一方で、その楽だと考えている道から遠ざかってしまう自分がどうしてもいました。

そして他人に正しさを任せ、そこから逸れてしまう自分を許せない自分が生まれたのです。

自分を大事にするに至った契機

私が自分を大事にしようと思ったきっかけ。

それは自殺をしようとした時でした。

あまりにも自分が物事を出来なさ過ぎて絶望し、死を選んだのでした。

そのとき、ふと「どうせ死ぬんだから、最後に自分の中に思い残すことがないか、自問自答しよう」と思い立ったのです。

「死にたいのか?」「死にたい」

「なぜ死にたいんだ?」「自分が生きていても価値がないと思うから」

「なぜ価値がないと思うんだ?」「生きていても何もできずに辛いだけの人生だから」

「お前は俺のことが殺したいほど憎いのか?」「憎くはない」

「じゃあ何で死ぬんだ?」「これ以上苦しんでいる自分を見ていたくないからだ!」

・・・そこで気づいたのは、自分の中に自分を見ている自分がいることでした。

自分を評価する自分がそこにいて、それは私の人生をもう見ていたくないと言っていたのです。

そこで、どういうわけか私は「見ていたくない自分を見せられて、こいつは可哀そうだ」と思いました。そして、同情心をきっかけに、気持ちが変わっていきました。

「見ていられる自分になるにはどうすればいい?」「今の自分にできることをやってほしい」

「今までは自分にできることをやってきてなかったと?」「やっていない。常に背伸びをしていた」

なるほど。物事を自分で決めない、さらには自分自身の実力さえも無視して自分の目標を立て続けてきたために、私は何もなせなかったのだと気づきました。

「今からでも変われると思うか?」「生きるにせよ死ぬにせよ、どちらにせよ無様だ。でも生きていれば少しはマシになるかもしれない」

こうして私は等身大の自分をまず受け入れ、それからその無様を少しでもマシにできるよう努力するようになりました。

・・・このスタートから約十年間、本当に無様に生きてきました。カッコ良い人生では決してなかったですが、手を変え品を変え、ようやくまともな生活ができるようになってきました。

「自分から目をそらす」→「自分と向き合う」

「苦しみから逃げる」→「苦しみに立ち向かう」

そんなことを繰り返し、少しはマシになったと思います。

自身が障害者と診断された時は絶望しましたが、そこからしか始められないとも感じました。

そうして今の自分があると断言できます。

自分を大事にする、具体的な方法

私が自分を大事にすると決意して、まず始めたのは「自分の願望を鍛えること」でした。

今まで他人に言われたとおりに生きてきたために、主体性がなかったためです。

主人公に主体性のない物語は、話が進まないですよね。

願望を鍛えるには、とにかくやりたいことや欲しいものを書くことです。

願望は下品も上品もなく、そこに喜びだけじゃなく怒りがあっても、とにかく肯定して書き続けます。

目安は100個です。

はじめのうちは私も書き終えるのに2週間くらいかかりました。自分で決めた100個の壁は高かったです。

しかし定期的に書いていると、次第にたくさん書けるようになってきます。

この作業で特に大事なのは自分を肯定することで、「これは書いちゃだめだ」という考えをいったん棚上げしてみましょう。

そうして書き上げた100個の願望を「すぐ叶えられそう」「お金がかかりそう」「時間がかかりそう」の3つに分けます。

そうして、「すぐ叶えられそう」なことはすぐに叶えてしまいます。

次に「お金がかかりそう」なことは貯金をして叶えてしまいます。

最後に「時間がかかりそう」なことは出来ることからコツコツとやり、習慣化します。

以上簡単に書いていますが、実際にやってみると挫折ばかりです。

願望を軸に生きていくのは難しいです。

でも楽しいです。

少なくとも、「すぐ叶えられそう」なことは興味ありませんか?

  1. 「すぐ叶えられそう」・・・すぐ実行する
  2. 「お金がかかりそう」・・・貯金して実行する
  3. 「時間がかかりそう」・・・習慣化して実行し続ける

自分を大事にするには

今回は自分を大事にする、をテーマに話をしました。

自分を大事にするとは「自分に合わせて物事を進めること」または「自分のためになることをすること」です。

そのとっかかりとして、「自分の願望を100個書いてみる」ことをおすすめします。

楽しい主体的な生活が、きっと待っています。

私の無様が、少しでも皆様のお役に立ちますように。

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