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自分に興味を持つ

  • 2024年2月24日
  • 2024年2月24日
  • 考え方
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皆さんは自分に「興味」を持っていますか?

自分に興味を持つと、人生が楽しくなります。

人生が楽しいというのは、他人に縛られず、自分が人生を動かしている感覚を持てるということです。

フランクルは『夜と霧』という本の中で、人は極限状態になっても自分で自分のことを選択できると言っています。

私たちも他人の言うことや環境や、時には自分自身の感情に飲まれて、自分のためにならない選択をすることがあるかもしれません。

そうなる前に、あらかじめ自身の向かいたい方向を知っておくと、望む選択をすることができます。

今回は、「いろいろなことに振り回されて、自分が疲れてしまう優しい方」に向けてお話しします。

自分に興味を持つとは

自分に興味を持つとは、物事と向き合った際に自分がどんな感情を抱くのかを知っておくことです。

そうして知ったことを基に、自分自身の取り扱い方を学んでいくのです。

自分が何が好きか嫌いか、どんなことで楽しくなり、どんなことで怒りを感じるのか、そうした喜怒哀楽だけでなく、将来の夢やコンプレックスなど、知りたいことは多岐に渡ります。

普段から自分を見つめる機会を持ち、自分を知っていくことが、人生をコントロールすることに必要です。

なぜ自分に興味を持ったほうがよいのか

私は一度、自分に興味を持たなくなった時があります。

その時は、すべての感覚がどうでもよくなり、何を食べても美味しく感じず、何をしても無意味に思える。

やりたいことはなく、他人の意見にも興味はなく、ただ、言われることに従う状態になりました。

要するにロボット状態です。

ただ、そうなったときでも私の個性は残っています。むしろ人間はロボットになれないのです。

私は出来ないことが多く、環境も私がロボットであることを許さなかった。

大学院では何も自分から学ばなかったため、とってつけたような文章の切り貼りをしただけの論文を提出していました。

今思えば、とても貴重な機会を自分から棒に振っていました。

やがてモラトリアムは終わりを告げ、私は社会人になるべく、「何がしたいのか?」を考える地獄に落ちていくことになります。

自分に興味を持たない人間は、ロボットになり、しかしロボットになり切れず、個人であることを強いられたときにとても苦しくなります。

普段から自分に興味を持つことで、「個人の感想」が出せるようになります。社会が求めるときもあれば、自分自身が求めることもあります。そうしたときのために準備をしておきたいと、私も常に思っています。

自分に興味を持つための具体的な方法

私がおすすめしたいのは「マインドマップ」と「ジャーナリング」です。

マインドマップは自分の世界観を俯瞰することができるツールです。

書き方は簡単で、中心にテーマを書いて、あとはそこから枝を伸ばして連想する言葉をつなげる。連想は気が済むまで、いろいろな言葉を使って良いし、何なら絵を書いても、色を塗っても良い。

自己理解に使えますし、自分の殻を破るための客観視にも使えます。

一方でジャーナリングですが、こちらはもっと簡単で、とにかくなんでもいいからノートに文章をただ書いていくだけ。

いま心配していることや恨み言でも良いですし、何か考えたいことがあればそれを書く。とにかく書く。

文章が苦手な人はマインドマップが合ってますし、マインドマップで文章を書いてしまう人はジャーナリングが性に合うのではないでしょうか。

大事なのは自分が自分に噓をつかず、正直に書くことです。

毎日やるのも良いですが、もやもやしているときが一番効果的です。そのときに自分が何かを感じているサインですから。

逆に何もやる気が起きないときは無理してやらないように。そういう時は休むことを優先してください。

自分に興味を持つには

自分に興味を持つとは、物事と向き合った際に自分がどんな感情を抱くのかを知っておくことです。

自分が何を好きか嫌いかなどを予め知っておかないと、いざそれが要求される場面で苦労します。

例えば就職活動などがそうです。

自分に興味を持ち、それを知るためには「マインドマップ」と「ジャーナリング」が有効です。

やってみるとスッキリしますよ。

私の無様が皆様のお役に立ちますように。

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